狂犬病2019年02月22日

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狂犬病は、狂犬病ウイルス(rabies virus)に感染することで発症する病気です。
すでに狂犬病ウイルスに感染した動物に咬まれることにより、傷口から唾液とともにウイルスが侵入します

人獣共通感染症で、ヒトを含めたすべての哺乳類が感染します。
キツネ、アライグマ、コウモリなどの野生動物からもイヌ、ネコに感染します。
世界中の狂犬病による年間感染者数は約5万人に及び、死亡率ほぼ100%の病気です。
日本は狂犬病を国内から駆逐した「清浄国」ですが、「清浄国」は他にはイギリス、オーストラリア、ニュージーランド、ハワイなどほんの一部の地域です。

潜伏期間
イヌ、2週間~2ヵ月
ネコ、2~3週間
ヒト、1~3ヵ月
イヌもネコも発症3~4日前にはウイルスを排泄し始めるといわれています。
症状
<イヌ>
前駆期・狂躁期・麻痺期を経過し、治療の方法がなく、ほぼ100%死の転帰をとります。
犬間で伝播し、流行を維持します。
前駆期(1~3日):元気消失、食欲減退、性格や行動の変化が見られます。
狂躁期(1~7日):落ち着きを失い、徘徊や不眠、大声で吠えるようになります。
非常に攻撃的になり、目の前の物を何でも咬むようになります。
麻痺期(1~7日):四肢の麻痺による起立困難、喉の麻痺による嚥下困難、流延。
呼吸麻痺により死亡
<ネコ>
ほぼイヌと同様の経過をたどり、発症から死亡までは1週間程度とされています。
猫間でウイルスを保持することはないと言われています。

日本では、犬間で狂犬病ウイルスを媒介して人に移す可能性が高いため、「狂犬病予防法」という法律があり、イヌは年に1回の予防接種、輸出入動物の検疫、放し飼いの禁止、飼い犬の登録などが義務づけられています。
毎年忘れずに、狂犬病の予防接種を実施しましょう。

 

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