漢方薬について2020年11月06日

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漢方は日本に中国から医学が伝わったのは5世紀ころとされ、その後、日本の風土や気候、日本人の体質やライフスタイルに合わせて独自の発展を遂げていきました。

 

「漢方医学」

漢方医学の起源は中国ですが、日本で独自の発達を遂げた伝統医学で、「漢方薬」だけでなく、針灸、養生、按摩なども含まれます。

 

「漢方薬」

漢方薬は、自然界にある植物や動物、鉱物などの生薬を複数組み合わせて作られた薬です。

西洋医学では症状や病気の原因になっている臓器や器官で薬を選択するのに対し、漢方医学では、ヒトそれぞれの体質や心身の状態などに合わせ、心身を整え、自然治癒力を利用して治します。

また、一般的に漢方薬は西洋医学の薬と比べて副作用が少なく、それぞれの体質や症状に合わせて生薬を配合するので、同じ症状でも体質によって違う漢方薬が処方することもあります。

「漢方の考え方」

漢方は、病気にかかっているヒトの状態を、体力の充実、病気の部位、病気の性質、身体の反応、環境などさまざまな角度からとらえた「証」に基づいて治療します。

また、漢方では、体は「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」の3つで構成されていると考えられています。

「気」は目には見えないが人の体を支える原動力、生命エネルギーのようなもの。

「血」は全身の組織や器官を巡って栄養を与える血液。

「水」は体内を循環する血液以外の水分。

これらが不足したり、滞ったり、偏ったりすることで、不調につながると考えます。

 

現在は病気や臓器など原因が明確な場合は西洋医学を、西洋医学では対応しにくい不定愁訴は漢方医学で治療するケースが増えてきています。

 

動物に使用する漢方薬もヒトと同じ考え方です。

それぞれの個体に合わせた漢方薬を選択していきます。

 

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