プロバイオティクス、プレバイオティクス、シンバイオティクス2022年01月24日

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腸内細菌は体に良い影響を与える「善玉菌」、悪い影響を与える「悪玉菌」、腸内環境によりどちらにもなりうる「日和見菌」の3種類の細菌が腸内バランスを保っています。

腸内環境が良いと善玉菌が増加して悪玉菌を抑え、栄養を吸収しやすくし、免疫力を高めて健康的な体を維持します。逆に悪玉菌が増加すると、便秘や下痢など消化器症状の他、アレルギー、免疫力の低下など多くの疾患の原因にもなります。

腸内環境を整えるため、食事によって善玉菌を増やしていくことがプロバイオティクス、プレバイオティクス、シンバイオティクスの考え方です。

 

プロバイオティクス

適正な量を摂取したときに腸内環境を改善し、整腸作用や免疫調節作用など有効な効果をもたらす生きた微生物。

乳酸菌、ビフィズス菌など

食べ物からとったこれらの微生物は、腸内にとどまって増殖するわけではないので、持続的に摂取する必要があります。

また、死菌でも腸内フローラを改善する効果があるといわれています。

ヒトの腸内においてはビフィズス菌が善玉菌として重要であることが知られていますが、イヌでは乳酸桿菌、ネコでは腸球菌という乳酸菌がそれぞれの動物で重要な位置を占めています。

 

プレバイオティクス

プロバイオティクスの増殖を促進する食品のことです。

オリゴ糖や食物繊維など

プロバイオティクスである乳酸菌・ビフィズス菌の増殖促進、整腸作用、ミネラル吸収促進などの働きがあります。

 

シンバイオティクス

プロバイオティクスとプレバイオティクスをバランスよく摂取するとより効果が高まる、という考え方がシンバイオティクスです。

 

健康的な腸内環境を整えるには、動物種はもちろん、その子の体質に合った良質なフードを選ぶことが重要です。

 

 

 

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