クスリの話~抗生物質2011年12月17日

ホーム > アーカイブ > クスリの話~抗生物質

抗生物質は特定の微生物に由来する薬剤で、細菌や真菌による感染症を治療するために用います。

抗生物質は微生物を殺すか、その増殖を止めることによって、動物のもつ防御機構が微生物を排除するのを助けます。

使い方

抗生物質はそれぞれが特定の細菌に効果をもち、どの抗生物質をどのくらい使うかは、その感染症や副作用の可能性、動物の種類、状態などを考慮して決定します。

重い感染症の場合は、どの抗生物質が有効か判明するまでの数日間、数種類の抗生物質を併用して治療します。また、単独の抗生物質ではその薬に対する耐性をすぐに菌が獲得してしまう場合や、複数の種類の菌による感染症でも数種類の抗生物質の併用をします。

使用期間

感染した細菌が体からすっかり排除されるまで使用する必要があり、場合によっては症状が消えてから何日もかかることがあります。服用を途中でやめると、感染症の再発や薬剤耐性菌の発生を招くことになります。

副作用

抗生物質で比較的多い副作用には吐気や下痢があります。抗生物質の種類によっては、腎臓、肝臓、骨髄などに障害を起こすこともあります。これらの副作用を極力減らすために、血液検査等を行います。

また、抗生物質がアレルギー反応を起こすことがあります。痒み、発疹等の軽い症状や、まれに呼吸困難、血圧低下などの重い症状を起こすことがあります。

このような症状が出た場合、すぐ動物病院に相談してください

 

 

 

 

トラックバック URL

このページのトップへ ▲