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胆嚢のこと

胆嚢は肝臓の近くにあり、肝臓で分泌された胆汁を溜めておく袋状の臓器です。 胆汁の成分は胆汁酸やビリルビリン、コレステロールなどで、肝臓で常に分泌され胆嚢に溜められます。 胆汁酸には消化酵素を含みませんが、十二指腸で膵液と […]

2021年07月28日

糖尿病性ケトアシドーシス~嘔吐、下痢、昏睡状態

糖尿病性ケトアシドーシスとは、糖尿病が原因で体内に大量のケトン体が増えることで発症する病気です。進行すると昏睡状態になることもあります。   血糖のコントロールには「インスリン」と呼ばれるホルモンが必要です。 […]

2021年05月25日

食物アレルギーのこと

食物アレルギーは比較的若い年齢からの発症が多いですが、中年や老年でも発症します。 症状は皮膚炎の他、下痢や嘔吐、鼻汁など。 皮膚症状の好発部位は耳、口唇、背中、四肢外側など。 アレルギー性皮膚疾患の中で、食物の有害反応が […]

2021年02月22日

ヒゲ(洞毛)のこと

哺乳類のヒゲ(洞毛)は体毛や爪と同様に、タンパク質のケラチンなどでできています。 毛根の周りに神経が通り、周辺組織の変形を感知する感覚器官です。 神経の数は一般的な体毛の数十倍で、接触を鋭敏に感じることができます。 毛根 […]

2021年01月17日

漢方薬について

漢方は日本に中国から医学が伝わったのは5世紀ころとされ、その後、日本の風土や気候、日本人の体質やライフスタイルに合わせて独自の発展を遂げていきました。   「漢方医学」 漢方医学の起源は中国ですが、日本で独自の […]

2020年11月06日

細菌とウィルスの違い

細菌 細菌は目で見ることはできない小さな生物です。 大腸菌は500分の1mm、乳酸桿菌1000分の1mmなど。 細菌は細胞からできている単細胞生物で、細胞壁、細胞膜、核様体があります。 栄養源さえあれば自分のDNAを複製 […]

2020年08月08日

愛玩動物と新型コロナウイルス感染症について

2月下旬から3月上旬、香港において新型コロナウイルス感染者の飼育犬から PCR弱陽性反応が出た事例、さらに感染が疑われる事例が発表されました。 この発表を受けて日本獣医師会は、 「①感染サイクルの主体は人ですが、感染 し […]

2020年05月10日

イヌ、ネコのコロナウィルス

 犬コロナウイルス 病原性は弱く、成犬に感染しても症状の現れない不顕性感染がほとんどです。 症状が出たとしても軽い下痢や食欲の低下、嘔吐が見られる程度です。 子犬が感染した場合は、症状が強く現れることがあり、下痢が長引 […]

2020年03月18日

タウリンについて

タウリンはほとんどの動物の組織内に存在するアミノ酸の一種ですが、タンパク質の合成には関与しません。 ヒトのスタミナドリンクの有効成分としても使われています。 主な供給源は動物性たんぱく質ですが、特に魚介類に多く含まれてい […]

2020年02月26日

肝硬変

  肝硬変とは、柔らかい肝臓の組織が、線維化と呼ばれる変化をきたし、硬くなってしまった状態です。 肝臓は代謝、解毒、エネルギー貯蔵、胆汁の生成分泌、血液貯蔵など生体の重要な働きを担っており、再生能力が高い臓器で […]

2020年01月17日

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